今年の3月、長男が無事に幼稚園を卒園しました。
初めての集団生活という幼稚園での経験だけでなく、幼稚園から本格的に始めたサッカーでも良い経験をたくさんしてくれました。
そんな長男の、これまでの幼稚園時代のサッカーを振り返ってみたいと思います。
就園前のサッカー話:ボールは丸い
長男がボールを蹴りだしたのは2歳の誕生日にクッションボールを与えた頃からでした。
この頃は、ボールが転がるのをただただ楽しんでいました。
リビングに牛乳パックを並べてゴールにしたり、公園でボール当てゲームをしたり。
まずはボールで遊ぶことを楽しんでもらい、ボールに慣れるような遊びをたくさんしました。
就園前はサッカーというよりも、外遊びをたくさんしてもらいたいと考えていました。
県内の楽しそうな遊具がある公園を探しては家族で遠出していたことが懐かしいです。
年少時代のサッカー話:サッカーとの出会い
幼稚園に通いはじめてからも、就園前と同じように親子でボール遊びをしていました。
この頃からリビングにサッカーゴールを置いたのですが、ほぼ毎日寝る前にシュートを突き刺していました。
年少あたりから「サッカー」というチームで戦うスポーツがあるということを理解し始めました。
また、サッカースクールに通わせてみようかなと思ったのもこの頃です。
いくつか民間企業が運営するサッカースクールを調べてみたり、近隣の少年団やクラブチームなどジュニア世代のチームを調べはじめたりもしました。
年中時代のサッカー話:成長速度は人それぞれ
年中になってからは、サッカースクールに入ってみたり、幼稚園のサッカーチームに入ったり、地元の少年団のキンダークラスに参加させて頂いたり、色々なところに親子で顔を出してみました。
この時の経験があるためか、うちの長男は知らない場所や知らない人とでも遠慮なくサッカーをすることが出来るようになりました。
だいぶ贔屓目ですが、、本番というかチャンスにも強い性格をしているので、この時期に色々経験させて良かったなと思っています。
ただ、サッカー自体はこの時期が一番苦戦していたようです。
年中のころは周りに比べて足がかなり遅かったため、ゲームでは中々ボールに絡めない日々が続きました。
年長の夏頃から足もちょっと速くなってきたのですが、それまではサッカーのやる気を失いそうな時期もあったようです。
年長時代のサッカー話:努力は裏切らない
ボールを蹴りだしたのが早かったこともあり、ボール扱いは巧いが試合では活躍出来なかった我が家の長男。
「もっとサッカーで活躍したい!」という本人の意思もあり、年長の夏頃から親子でサッカーに取り組み始めました。
少しでも足が速くなるように特訓
まず取り掛かったのが足を速くすることです。
足の筋肉が発達していないのが足の遅い一番の原因でしたが、ベタ足で走るようなフォームだったので走り方を練習しました。
子供のやる気をアップさせるためにラダーも購入して1か月ほど毎日5分程度のトレーニングを行いました。
劇的に速くなった!とまではいきませんが、足の速い子がドリブルしているところをなんとか追いつける程度までには走れるようになりました。
この頃から試合中でもボールに触れる機会が増えてきました。
サッカーに対して自信をつける
次に取り組んだことは、息子自身がサッカーに対して自信をつけることでした。
練習したことを本番で活かせるような、成功体験を掴んで欲しいと考えました。
ある程度ボールが持てて点も取れるような環境で楽しくサッカーをさせたいと考えました。
そこで、普及活動を目的とする緩めの親子サッカー教室に何度か親子で通いました。
親子サッカー教室は選手強化ではなく普及活動が目的であることが多いです。
そのため、はじめてサッカーをするお友達なども多く参加しています。
そこでは長男のドリブルシュートが火を噴きまくりました(笑)
おかげさまで、すっかり自分はサッカーが得意と思うようになりサッカーをますます好きになっていったようです。
言い方は少し悪いかもしれませんが、小さい頃は色々なレベルのサッカーに触れることが良いのかなと感じました。
幼稚園時代は周りのお友達に恵まれた
こうやって長男の幼稚園生活を振り返って一番思うことは、周りのお友達に本当に恵まれたなと感じることです。
元々、外遊びを重視するような活動的な幼稚園の方針に惹かれて入園することにしましたが、外遊びが大好きな元気な子供がたくさん入ってきました。
幼稚園の課外活動にあるサッカースクールだけでなく、お昼の自由時間もほぼ毎日お友達とサッカーで遊んでいたようです。
子供たちだけでルールを決めたサッカーの中で、どうやって相手に勝つかを自分の頭で考えることをほぼ毎日体験できたことは、良い経験になったし何より楽しかっただろうなと思います。
色々壁にぶつかることも多かった長男の幼稚園時代のサッカーでしたが、順調にサッカー小僧として成長してくれてサッカーバカ親としては嬉しい限りです。
小学生から始まるジュニア世代のサッカーは、6年間と一番長いスパンでの活動になります。
チームメイトやコーチなど、周りの方々への感謝を忘れずに素敵なサッカー人生を送ってもらえればなと思っています。