年長になり、地元のサッカーチームに入れてもらった我が家の長男。
土日に通っていたサッカースクールを辞めたり、東京ヴェルディのサマースクールに参加させて貰ったり、色々な経験をしながら少年サッカーに馴染み始めています。
そんな長男ですが、年中さんに上がってすぐの頃から抱いていたある気持ちが三井寿ばりに爆発しました。
「安西先生、(幼稚園で)サッカーしたいです…。」
幼稚園のサッカー教室について
我が家の長男は、どこにでもあるような幼稚園に通っております。
そんな普通の幼稚園ですが、毎週水曜日の幼稚園が終わる頃、園児たちが急にザワつきはじめます。
そう。幼稚園の園庭でサッカー教室が開催されるのです。
年少さんから通えるサッカー教室ですが、年中から通う子供が多いようで、毎年各学年10名ほどが在籍しているサッカー教室。
しかし、長男の代はなぜかサッカー好きな園児(というか親?)が多いようで、同じ学年の男の子の半分程度がサッカー教室に通っているという、大変景気の良い事態になっています。
そんな状況のサッカー教室。
サッカーも好きだが、何よりお友達と一緒に遊ぶのが大好きな長男も当然サッカー教室に入りたがっていました。
年長にあがってから毎週水曜日はサッカーしたいと泣きながら帰ってくるという状況でした。。
幼稚園のサッカー教室に通いたい理由
毎週泣くほど、なぜ長男がそんなにサッカー教室に通いたいのか、その理由は大きく4つでした。
- サッカーがうまくなりたい(理由:極小)
- サッカーが好き(理由:小)
- 仲の良い友達がサッカー教室に通っている(理由:中)
- サッカー用具を入れたリュックサックで登園したい(理由:大)
子供って単純でかわいいですよね(笑)
サッカー用具を入れた大きなリュックサックを持って、「俺、サッカーだから!」と帰りの幼稚園バスに乗らないことが、ある種のステータスになっているようです。
三度の飯もサッカーも大好きな父としては、たとえどんな理由でも、、子供が少しでもボールに触る時間が増えるならむしろ大歓迎!
自分から進んで楽しみながらサッカーをしてくれるなんて、反対する理由は全くありませんでした。
しかし、、唯一にして最大の障壁が待ち構えていたのです。。
嫁は断固反対。長男と二人で説得することに
サッカー大好きお父さんとしては是非入ってほしい幼稚園のサッカー教室でしたが、年中になってからの半年間は入ることが出来ませんでした。
そう。我が家の財務大臣兼文部科学大臣の嫁が断固反対だったのです。
理由はシンプルに以下の2点。
月謝が高い
一番の理由はこちらですね。
週に1度、1時間半のサッカー教室で月8000円程度の月謝でした。
当初、長男は年少から土日サッカースクールに通っていたので、さすがに2つとも通うとなると家計への負担が大きいという至極真っ当な理由。
現在所属している地域の少年団チームは毎月2時間みっちり教えて頂いて、まさかのキンダークラスは無料!!
商売なのでもちろん仕方のないことですが、やはり月謝はちょっとお高いという印象はありました。
練習メニューなどがイマイチ
幼稚園の習い事の一つであるサッカー教室。
サッカー教室のキャッチフレーズは、「元気に体を楽しく動かそう♪」
もうサッカーというフレーズすら入れないという、筋の通った経営方針(笑)
そのキャッチフレーズの通り、活動内容ものんびりとしたもので程々にサッカーを楽しむスタイルです。
サッカーがそこまで好きじゃないお友達も楽しんで参加しているようなので、この方針は有りなんだと思います。
ただ、大学までバリバリ体育会系だった嫁には物足りないらしく、
「待ち時間が長くない?休んでばっかりじゃない!」
「もっとコーチにはサッカーのやり方とか教えて欲しい!」
などなど、やるならもっと真剣に取り組んでほしい!という負けず嫌いなA型の熱い気持ちを年中にぶつけていました。
もちろんお母さんとしても真剣に長男のことを考えてのことですが、楽しくサッカーが出来る環境が一番という意見にまとまりました。
そして、長男は晴れてこの夏から幼稚園のサッカーにもお世話になることになりました。
お父さんは、お友達にはなれない
幼稚園のサッカーをはじめてから、毎週水曜が本当に楽しみにして毎日を過ごしているようです。
やはり、幼稚園のお友達と一緒にサッカーをやれるというのが大きいのだと思います。
正直、もっと効率的で面白い長男に最適な練習メニューを組んであげることはできると思います。
しかし、幼稚園終わりに一緒にお友達としてサッカーをしてあげることは出来ません。
お父さんは、コーチにはなれるかもしれませんが、友達には決してなれないのです。
そして、今の長男には一緒にサッカーを楽しんでくれるお友達が最も必要なんだなと、幼稚園のサッカー教室に通いだしてからは強く思うようになりました。