子供って親が知らないところでしっかり成長しているんだなと改めて思うことがありました。
いつもの土日にテレビの前でサッカー観戦をしていると、6歳年長の長男も横でサッカーを見ていました。
黙ってサッカーを観るなんて珍しいなと思っていたのですが、なんと90分集中してサッカーを観戦していたのです。
我が家のサッカー観戦事情
我が家は夫婦揃ってサッカー観戦が趣味なサッカー好き家族です。
子供たちが生まれてからも、年に数回は現地で観戦していました。
はじめて家族でサッカー観戦に行ったのは、次男が2歳になった時期でした。
その頃は、長男も次男もサッカー観戦に全く興味が無かったので、子供たちといかにして90分を乗り切るかに全集中していました。
子供たちが途中で飽きないように(もちろん飽きていましたが)、大量のお菓子やポータブルDVDを持ち込んでなんとかサッカー観戦を楽しんでいました。
きっかけはルヴァンカップ決勝戦?
そんなこんなで2年ほど家族でサッカー観戦を楽しんでいましたが、長男がサッカー観戦を楽しむようになったキッカケがありました。
それは、2019年ルヴァンカップの決勝戦です。
それまでは主にリーグ戦を観に行っていたのですが、その日は何と言ってもカップ戦の決勝戦!
試合前のセレモニーや両チームサポーターの気合の入ったコレオグラフィーなど、いつもと違うお祭りのような特別感を試合前から子供たちは楽しんでいました。
試合内容も逆転に次ぐ逆転という白熱した展開から最後はPK戦までもつれる熱い試合展開でした。
そして優勝セレモニーでの優勝トロフィーを掲げる選手達やサポーターの歓喜など、子供たちは直接肌で感じたことで、よりサッカーに興味を持つようになったようです。
好きなチーム、好きな選手が居るとサッカー観戦しやすい
ルヴァンカップ決勝を観に行って以来、長男のサッカーに対する知識は大きく増えました。
お気に入りの川崎フロンターレの選手を少しずつ覚えたり、対戦したことのあるJリーグチームのチーム名を覚えたり、興味を持ったことは全て覚えてしまう子供の記憶力の高さを改めて感じました。
どんなことでも、好きな選手や好きなキャラクターからその世界に触れていくとスムーズに入っていけますね。
興味を持って質問してきたら、うざがられない程度に答えてあげたり解説してあげるのもポイントになります。
うちの長男は、海外サッカーよりも地元のJリーグチームのほうが親近感も沸き、実際に現地観戦にも行けるので、Jリーグのほうが今のところ興味があるようです。
サッカーを観てサッカーを知ることが上達への近道かも
まだまだキッズサッカーの長男ですが、サッカーを観始めてから少しサッカーがうまくなったような気がします。
ゲーム中のポジショニングなどは子供のころは理解することは難しいですが、それっぽいところでボールを受けたり、守備が出来るようになってきました。
一応、長男の中では「サッカー選手の動き!」という漠然としたイメージを持ってプレーしているようです。
これからもサッカーを楽しんでくれれば
サッカー観戦がサッカー上達に役立つかはまだまだわかりませんが、子供とサッカー観戦を楽しめるというのは至福の贅沢だと思います。
このまま子供が大きくなっても一緒にスタジアムに遊びに行けると良いなと思っています。
今年はコロナウイルスの影響で1試合も現地観戦することが出来ませんでした。
難しい時期が続きますが、また日常を取り戻したら家族で心の底からサッカー観戦を楽しみたいと思います。