プロフィールにも少し書いていますが、私はカメラ関係の仕事に就いています。
今の仕事に就いてから、今年で13年目になりました。
大体のことは理解していますが、一眼レフカメラを始めた頃はまず用語から何からわからずにどこから手を出せば良いのかお手上げでした。。
さすがに13年も写真を撮っていれば多少は一眼レフカメラのことに詳しくなりました。
子供の運動会などには、けっこう本気装備で行って正直浮いていたりもします。。
そんな時に仲良しの親御さんから「うちはカメラはよくわからないからスマホでしか撮らない」という言葉をよく聞きます。
確かにスマホなら簡単に撮影出来るしシェアもしやすいですよね!
ただ、スマホだとなかなか撮れないシーンってありますよね。
本記事では、これから一眼レフカメラを使ってサッカーを撮影したい方に向けて、失敗しないカメラ設定をご紹介したいと思います。
サッカーシーンを撮るならスマホよりカメラ!
そう!サッカーの撮影なんかそうですね!運動会などもそうですね。
スマホだと、「綺麗な青い空ね。この遠くに写っている黒い豆粒みたいなのがうちの子かしら?」「いやいや、その隣の豆粒みたいなのがうちの子だよ」って感じの写真をよく見ます。。
頑張っている我が子の姿を写真に残したいと思う親御さんは多いはず。
今回は難しいことは一切書きません!!
最低限この設定にしておけば、一眼レフカメラが自動で綺麗に撮影してくれるというカメラ設定をお教えします。
そして、そのカメラ設定が簡単に行える「おすすめのカメラ」を紹介したいと思います。
この記事を読んで頂いたことで、「ちょっと始めてみようかな」と思って頂けたら嬉しいです。
サッカーの写真を撮影するために最低限抑えておきたい7つの設定
私はカメラメーカーのニコンが大好きなので、今回はそちらのカメラを使って説明していきたいと思います。
ちなみに、オートモードというのがどのカメラにもありますが、まったくおすすめ出来ません!
色々カメラが自動で設定してくれますが、いまいちしっくりくる設定をしてくれないですし、あれで撮っていても一向に写真はうまくならないと思います。
今回説明する設定をすれば、とりあえずは撮れます。
そこからご自身で工夫していくことで、写真がさらにうまくなっていきますよ!
1.ダイヤルはAモードにしよう!
Aモードとは、撮影絞りを指定する撮影モードです。
最初はオートモードになっていると思いますが、Aモードにしてください。
お子さんの写真をこれからたくさん撮っていくのであれば、
このAモードを設定できるカメラを最低限購入されたほうが長く使えると思います。
大抵の一眼レフカメラであれば設定できます。
2.F値をなるべく小さく設定しよう!
F値(絞り値)の数字が小さいほど、背景がボケて印象的な写真が撮れます。
最初は、この値を小さく設定しておこう、という意識で大丈夫です。
3.レリーズモードを「高速連続撮影」にしよう!
シャッターを押してる間、連続して撮影されます。
撮影するときはシャッターを押しっぱなしにしてください。
同じシーンでも表情だったり、良い感じのドリブル姿を撮影するために、とりあえずたくさん撮影してください。
撮影した後に必要な写真だけ残して消してしまいましょう。
4.フォーカスモードを「AF-C」にしよう!
この機能は重要です!
シャッターを押してる間、ずっとピントを合わせてくれます。
これも設定出来ないカメラがあるので設定出来るカメラを購入しましょう。
失敗写真の大きな原因の一つがピントがあっていないことです。
大抵の一眼レフカメラであれば設定できます。
5.AFエリアモードを「オートエリアAF」にしよう!
ピントを合わせる位置をカメラが自動で設定してくれます。
ニコンのカメラは顔を中心に自動で合わせてくれるようです。
6.「低速限界秒時」を1/400にしよう!
この設定が最も大事です!!
この設定が出来ないカメラはたくさんあります。
一眼レフカメラでも設定出来ないカメラもあります。
(この後に書くオススメのカメラは、この設定があることがオススメポイントの一つです!)
サッカーなど、動きの速いものを撮るときの失敗の多くはブレてしまうことです。
この設定によって、ブレないようにカメラが自動的に制御してくれます。
サッカー撮影に限らず、子供って写真を撮ろうとしてもじっとしてくれませんよね。
ですので、普段からこの設定にしておくと失敗写真が少なくなりますよ♪
7. 遠くまで撮れるズームレンズを使おう!
カメラ設定ではありませんが、コツとしては遠くからでも大きく撮れるズームレンズを使いましょう。
特におすすめは以下のレンズです!
ピントが合うまでが速く、遠くまで撮れるズームレンズの中では圧倒的に軽いです!
僕もプライベートで子供を撮影する際は、このレンズを使うことが多いです。
屋外のフットサルコートなどであれば、ズームすればピッチサイドからならどこからでもこのぐらいの大きさで撮れます。
8人制の少年サッカーであれば、一番ズームするとハーフラインあたりまでこのぐらいの大きさで撮れます。
(目安としてカメラからおおよそ45mぐらいの距離まで撮れます)
【2019年】サッカー撮影には「D5600」がおすすめです!
おすすめのカメラはニコンの「D5600」です!
軽くて持ち運びしやすいコスパに優れたカメラだと自信を持っておすすめできます。
また、設定で紹介した「低速限界秒時」も設定出来るのでサッカーや運動会などでもバッチリ活躍してくれるでしょう♪
設定での説明画像は、旧モデルのD5500(私物)なので、画像を参考に設定して頂ければと思います。(D5500とD5600の違いはカメラがWiFi対応/非対応のみです)
(私物のD5500+AF-P DX 70-300です。軽くて最高!)
合わせて、オススメのカメラストラップもご紹介!
体にしっかりフィットするので、子供にカメラが当たってしまう心配も少ないです。
カメラを購入するならレンズ付きのレンズキットを買いましょう!
もしカメラを購入される際はレンズが付いているレンズキットが絶対お得です!
レンズは一度買えば長く使えるので、中古市場で値崩れしにくいのです。
そのため、中古屋さんに持っていけば結構なお値段で買い取ってくれます。
既にレンズをお持ちの方でも、レンズキットを購入されてからレンズのみ売りに出したほうがお得だったりするので、是非調べてみることをおすすめします!
まずはカメラレンタルで実際に使ってみるのもありです
店頭で実際にカメラを手に取ってみても、実際にサッカーなどのスポーツを撮ってみないと、使い勝手ってわからないですよね。
そこでおすすめしたいのが、カメラをレンタルして実際に使ってみることです!
サッカーの試合や運動会はあらかじめ日程も決まっているでしょうから、カメラレンタルの予約日を決めやすいというのも利用しやすい点ですね。
カメラレンタルは以下のDMMのレンタルシステムがおすすめです。
おすすめする理由は以下の2点!
- 往復の送料が無料!
- 修理費用負担なし!
カメラの扱いに慣れていない頃は、誤ってカメラを落としてしまうこともあると思います。
(私も仕事でやったことがあります…しかも取引先から借りていたカメラ。。)
もしもの時も、修理費用が無料というのはかなり心強いです!
本記事でご紹介した「D5600」の姉妹機「D5500」もレンタルすることが可能です。
(D5600とD5500の違いは、内蔵Wi-Fiの有無のみです)
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
みなさんの新しいチャレンジを少しでもサポート出来たら嬉しいです。
2019年7月追記
ソニーのミラーレスカメラの勢いがすごいですね。。
ニコン党としては複雑ですが、これならサッカーも撮れるなというミラーレスカメラが発売されました。