ゲームやアニメの影響で元々ガンダム好きで、家にもいくつかガンプラを飾っています。
そんな折、6歳年長の長男が「僕もガンダム作りたい」と言ってきたので、これはチャンス!と思い、週末に親子でガンプラを作ってみました。
意外にも6歳年長の長男も一人ガンプラを組み立てることが出来、親子で楽しくガンプラ作成をすることが出来ました。
本記事では、親子でガンプラを作った話やガンプラの選び方・作るコツなどをご紹介していきたいと思います。
子供向けガンプラの選び方
ガンプラと一口に言っても様々な商品が数多く発売されています。
おもちゃ屋さんやネットで売られているメジャーなガンプラの種類は4種類ほどあります。
初めてガンプラを作るのであれば、大人はHGシリーズ、子供はBB戦士シリーズがおすすめです。
ガンプラの難易度は種類によってだいぶ違う
MG [マスターグレード]
サイズも大きく細かなパーツや色分けが豊富で一番クオリティの高いガンプラです。
値段も高く何より組み立てるのに難易度が高いので、時間も掛かります。
最初のガンダムとしてはMG(マスターグレード)は避けた方が無難です。
RG[リアルグレード]
MGより小さくこのあと説明するHGと同じサイズ感のガンプラです。
置き場所が少ないのでHGが良いけど細部にこだわったガンプラが欲しい!という方にピッタリです。
ただ、当たりはずれあるのかもしれませんが、組み立てたパーツが取れやすかったり耐久性に難があるので親子でのガンプラ作成には向いていないです。
HG[ハイグレード]
一般的なガンプラといったらこのHGシリーズです。
昔は1000円程度で買えるが色分けがイマイチな印象があったHGシリーズ。
しかし、最近のHGはMGにも負けないほど出来の良いガンプラが多いです。
またパーツもそこまで多くないので、はじめてのガンプラはHGから始めるのが間違いないです。
SDガンダムBB戦士
30代40代のお父さん世代であれば一度は作ったことがあるのではないでしょうか。
デフォルメされた、かわいいガンダムのBB戦士シリーズは今でも発売されています。
パーツ数が少なく子ども一人でも簡単に作れるので、初めてのガンプラにBB戦士はピッタリです。
BB戦士も500円程度の物から1000円以上する物まであります。
幼稚園児であれば部品の少ない500円程度のBB戦士を、小学生低学年であれば少しクオリティが高く作り甲斐のある1000円程度のBB戦士をおすすめします。
最近発売されたガンプラのほうが出来がよい
好きなガンダムや気に入ったガンプラがあれば、それを選ぶのがベストだと思います。
これからガンプラを探そうというのであれば、ここ2,3年に発売された新しいガンプラがおすすめです。
ガンプラの製造技術はまだまだ進化しています。
実は同じガンダムでも何回もリニューアルされて作られているんです。
そして、リニューアルするたびにかっこよく、作りやすくなっています。
店頭であれば大体新しめのガンプラが売られていますが、amazonなどで購入する場合は発売時期もちょっと考慮しましょう。
息子達が選んだガンプラはコチラ
そんなこんなで我が家も早速ガンプラを買いに息子達とヤマダ電機に買いに行きました。
最近は大型家電量販店でもガンプラは大量に売られているので色々選べます。
あまり悩まない次男は即決したのですが、長男はその中から30分掛けて選んでいました。
そして、息子たちが選んだガンプラがこちらです。
ちょっと古いガンプラでもあったので正直別のにすれば良いのに…とは思いましたが、本人たちが気に入ったのが一番だろうというこちらに決めました。
ちなみに、私が作ったガンプラはこちらです!
Jリーグとバンダイが限定コラボした川崎フロンターレモデルのガンプラです。
ガンプラを作るのに必要な道具
ガンプラは接着剤など不要のため、専門的な道具が全くなくても組み立てることが出来ます。
ただし、以下の2点を用意しておいたほうが綺麗に作れたり、なんといっても作る難易度も下がるので用意することをおすすめします。
ニッパーは必須
ニッパーとはプラスチックなどを綺麗に切断できるハサミのような道具です。
普通のハサミでもガンプラの部品を切ることは出来ますが、刃こぼれを起こしたりパーツを切るのにけっこう力を加える必要があります。
ニッパーはプラスチックを切るための歯が薄くて丈夫なハサミのことです。
そのため、少ない力でガンプラの部品を綺麗に切ることが出来ます。
ニッパーは下の図のように、ニッパーの断面部分が部品側になるようにして切ります。
ピンセットがあると便利
ガンプラにピンセットが必要なのか?
あまりイメージが沸かないと思いますが、ガンプラに付属するシールを張る際にピンセットがあると便利です。
シールは意外と指の届かない細々とした部分に張ることが多く、そういった部分にもピンセットがあれば簡単にシールを張ることが出来るためです。
ピンセットはガンプラ用の高い商品もありますが、ある程度先の細いピンセットであれば安い商品で問題ないです。
ガンプラは大体一時間ぐらいで組み立てられます
ガンプラの製作時間はシリーズによって異なりますが、
おすすめしたHGシリーズやBB戦士の場合、組み立てるだけであれば1時間程度で完成します。
ガンプラを組み立てるコツ
ニッパーとピンセットがあれば、ガンプラを組み立てることが出来ます。
ただし、せっかくだからもうちょっと手を加えて
ちょっとしたテクニックでガンプラの完成度をグッと高めることが出来ます。
パーツは二回に分けて切る
まずは道具無しで簡単に実践できるテクニックが、パーツは2回にわけて切ることです。
ニッパをパーツギリギリのところにおいて一度でパーツを切ってしまうとパーツの表面が白く潰れてしまったり傷ついてしまいます。
これを防ぐために、パーツの少し離れた部分で切ってパーツを切り取ります。
その後に、残りの余分な部分を切ることでパーツを綺麗に切ることが出来ます。
墨入れをして全体を引き締めよう!
墨入れとは、ガンプラに薄く彫ってある溝の部分に黒線を入れることです。
下の画像はガンプラの腕の部分です。
同じ部品ですが、左が墨入れ前で、右が墨入れ後の画像です。
墨入れを行うことで、全体的に引き締まった印象になります。
墨入れの道具はいくつか発売されていますが、一番簡単なのが下のようなペンタイプのものです。
あらかじめガンプラに薄く彫ってある溝の部分にペンで線を引くだけなので、初心者でも失敗なく墨入れを行うことが出来ます。
トップコートを振り掛けてプラスチック感を抑えよう!
あまり知られていないですが、おすすめしたいアイテムが艶消しトップコートです。
ガンプラをそのまま組み立てると、プラスチック特有のテカテカ感がどうしても出てしまいます。
そういったプラスチックの艶を消す道具が艶消しトップコートです。
スプレー缶に入っていて、虫よけスプレーのようにガンプラ全体に吹きかけるだけです。
トップコートも3種類ほどありますが、こちらの艶消しトップスプレーが使いやすくておすすめです。
トップコートを塗ることで艶消しだけでなく、シールがはがれにくくなったり、墨入れした黒線が消えにくくなったりと、良いことだらけなのでトップコートは本当におすすめです。
親子でガンプラ作りを楽しもう!
そうして、我が家で完成したガンプラがこちらになります。
普段はお母さんっ子の長男ですが、ガンプラを作っている間(正確には買う前から)はお父さんベッタリでした。
平日は中々遊ぶことが出来ない子供たちとガンプラを通してたくさん話が出来るのも良い経験になりました。
大人も子供も楽しめるガンプラ作り。
最近のガンプラは作りやすく想像以上に完成度も高くなっています。
是非親子でガンプラ作りを楽しんでください。