カメラ

【逆光で撮影してみよう】一味違った子供の写真を撮るコツ

3連休どこかへ出かけられた方も多いと思います。

 

旅先で撮られた写真は良い思い出になりますよね。

旅先での子供の写真などは「ここ行ったときってこんなに小さかったんだ」と改めて思い出すこともありますよね。

 

ただ、見返してみると、どれも同じような表情とアングルのものばかり、変わっているのは背景だけ…なんてことありますよね。

 

旅先の写真って失敗したくないから、同じようなアングルでの撮影が多くなりがちです。

 

今回は、いつもと一味違った写真を撮るために、逆光での撮影とそのコツをご紹介したいと思います。

逆光写真は失敗写真?

f:id:frontista84:20190116204120j:plain

多くの方は、「逆光写真は失敗写真」だと思われているかと思います。

 

背景が明るすぎて人物が暗くなってしまっているというのが、逆光写真のイメージですよね。

 

このような意図しない逆光写真が、失敗写真と呼ばれるものですね。

光を意識して撮影すると作品性の高い写真が撮れます

f:id:frontista84:20181230211550j:plain

ただ、カメラマンに撮影してもらった事がある方はご存知かもしれませんが、印象的な人物写真を撮る際は逆光(気味)であることが多いんです!

 

こういった髪の毛に光がまわりこんで柔らかく感じる写真って良いですよね。

子供の髪の毛は細いので、特に綺麗に見えます。

 

光をしっかり意識して撮影すれば、作品性の高い写真が実は簡単に撮影出来るのです。

逆光写真を撮影するコツ

f:id:frontista84:20181231224101j:plain

1.人物の真後ろには強い光を入れない

真後ろからの光が強すぎると人物に明るさを合わせきれなくなります。

真後ろに強い光はなるべく入れないようにしましょう。

 

逆光ではなく、あくまで逆光気味といったところでしょうか。

撮影する際に光がどこから当たっているのかを意識するだけで、撮影スキルがグッと上がりますよ!

2.露出補正で人物に露出を合わせよう

逆光気味に普通に撮影すると、人物は暗くなってしまいます。

そういった場合は、カメラの機能にある露出補正を使いましょう。

 

露出補正機能を使って人物がちょうど良い明るさになるように調整しましょう。

その場合、背景はかなり明るくなってしまいますが、あえて明るくすることで人物が印象的になる効果もあります。

3.フラッシュを光らせる

背景が明るすぎて露出補正を行ってもどうしても不自然になってしまう場合は、フラッシュを光らせましょう。

 

フラッシュって暗い時にだけ使うものというイメージがありますよね?

作品作りでは、むしろ明るい場面で使うことが多いです。

 

逆光撮影時にフラッシュを光らせることで、背景の明るさはそのままに近くの人物だけ明るくすることが出来るのです。

 

また、一眼レフカメラであれば、外部ストロボを使ったほうがより強い光を扱うことが出来ます。

外部ストロボについては、こちらの記事にまとめていますので、良かったらご覧ください。

 https://frontista84.com/2019-1-8-camera-strobo/

あえてシルエットを狙うのも手です

f:id:frontista84:20181226234519j:plain

人物をシルエットとして撮影することで印象的な写真になります。

 

こういったシーンでは、露出補正で全体を暗くして、あえて人物を真っ黒にしたほうがシルエットが綺麗になります。

中途半端に明るいとシルエットではなく、ただの暗い人物になってしまうので注意が必要です。

 

水族館の水槽の前での撮影なんかでも、こういった写真は撮りやすいので試してみてください。

 まとめ

 カメラが、フィルムカメラからデジタルカメラになったことによる最大のメリットは「何回失敗しても撮り直せる」ことです。

 

旅先では、予定も詰まっていたり、まわりの方に配慮したり、じっくり写真を撮る時間って案外無いですよね。

 

そんな時でも、少しだけ写真を撮ることに時間を割いてみてはいかがでしょうか。