みなさん、「マシュマロテスト」ってご存知でしょうか?
子供の目の前にマシュマロを一つ置いて、「15分食べるのを我慢できたら2個あげるよ」と伝えて部屋を出ます。
その間、子供はマシュマロを食べるのを我慢することが出来るのか、という心理テストです。
対象が4歳児なのですが、ちょうど4歳の長男もいるし面白そうだったので我が家でもやってみることにしました。
被験者は、我が家の長男4歳と次男2歳です。
被験者情報
長男4歳
性格:
絵に描いたような長男
石橋は叩いてから「お父さんやってみて」という根っからの慎重派
行動パターン:
集団の輪を重んじてルールを順守する
上下関係にもうるさく、我が家の勇猛なメスライオンには従順である一方、力を持たないオスライオンには平然と牙を剥く
次男2歳
性格:
これまた絵に描いたような次男
石橋?ガオーと叫びながら破壊の限りを尽くす過激派
「兄に出来て俺に出来ぬものは無い」というチャレンジ精神の持ち主
行動パターン:
基本自分の欲求を伝える言葉しか持たない「ガオー」「もいっかい」「パン食べたい」
お気に入りのものは壊す。そうでないものも壊す。 基本壊す。
実験結果
嫁が買い物に行く時間を利用して密かに実験を遂行した。
(マシュマロも自費で購入。意外に置いてなくて3件目のスーパーで購入)
まずは、次男から。
次男2歳の結果
マシュマロをお皿に出して説明している間に、食べていました。。
未知なる食材に対しても、臆することなく挑むその好奇心と行動力に「おまえの命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!」状態です。
長男4歳の結果
満を持して長男の登場です。
同じようにマシュマロをお皿に出して説明していると、「これ何?」「食べていいの?」「お母さんは?」と矢継ぎ早に質問攻め。
さすが心配性。
ちょっとめんどくさくなったので、そそくさと部屋を出て15分後に部屋に入ってみました。
すると、なんということでしょう…。
そこには、真っ白なマシュマロがお皿に残っていました。
さすが長男。
自制心はあるんだな~と少し関心していたのもつかの間。
「これ何味?」「お父さん少し食べてみて良いよ」と心配りをアピールしつつ、しっかり毒味をさせようとしていました。
結局、長男には約束通りマシュマロを2つあげ、私と二人で仲良く食べました。
マシュマロテストで本当にわかること
ということで、強靭な自制心の持ち主?の長男のほうが将来性があるのでしょうか?
実は、どうやらそうではないらしいです。
マシュマロテストは「自制心」を見る心理テストであり、マシュマロを我慢した子供(自制心を持つ子供)は大人になったときに成功すると言われてきました。
しかし、最近の実験によりこの結論は覆されたようです。
マシュマロを我慢出来たかの結果は、自制心を持っているかではなく、家庭環境の裕福さの要因が大きな影響を与えているということがわかったそうです。
理由として、家庭環境が不安定な子供はマシュマロをそのとき我慢しても「本当に二つ貰えるか信頼出来ない」、「今食べないと一つも食べられないかもしれない」という心理が働いているためだとありました。
正直、悲しい理由ですが納得出来る理由だと感じました。
まとめ
特に内容の無い記事になってしまいましたが、、
こんな下らない実験でも、子供と楽しく過ごせるのは幸せなことだと感じました。
子供たちが大人になるこの先も、変わらずに平和であってほしいなと長男とマシュマロを食べながら思いました。