幼稚園や小学生になると、友達などの影響でサッカーに興味を持つ子供も多いと思います。
子供のやりたいことはやらせたいけど、月謝などはどのぐらい掛かるのか?サッカー道具は何を揃えれば良いのか?
はじめてサッカーを始める場合は、お金のことで気になることも多いと思います。
数あるスポーツの中で、サッカーは比較的必要な道具が少ないスポーツではあります。
しかし、サッカーをはじめるために道具をそろえたり、それにプラスしてチームの入会費や年会費なども合わせると、結構バカにならない出費が発生しますよね。
本記事では、サッカーを始める際に必要な費用や、必ずそろえる必要があるサッカー道具をご紹介します。
そして、あれば便利なサッカー道具を合わせてご紹介していきたいと思います。
必要な費用はチームの種類によって異なる
サッカーチームに所属するにあたり、入会費や月謝などが掛かりますが必要な費用はチームによって異なります。
サッカーチームには大きく二つの種類があります。
- クラブチーム
- 少年団
簡単にまとめると、クラブチームと少年団は以下のような特徴があります。
クラブチーム | 少年団 | |
費用 | お金掛かる | お金掛からない |
指導の質 | 高水準 | チームによる |
親の負担(手伝いなど) | 負担少ない | 負担多い |
我が家の場合
我が家の長男は、年少からクラブチームでサッカーをはじめて、現在はサッカー少年団にお世話になっています。
クラブチームと少年団、我が家の場合に掛かった費用についてそれぞれご紹介します。
クラブチーム
クラブチームとは、民間企業が営利目的で運営しているチームのことです。
チームに所属する選手の月謝などでチーム運営費が賄われており、クラブチーム専属のコーチ陣により指導が行われています。
クラブチームでは親の手伝いが無いため、負担が少ないのが嬉しいです。
また、指導者も専属コーチなので指導の質も高い水準で安定しているチームが多いです。
デメリットとしては、月謝が高い傾向があり遠征費用なども別途掛かるので、家計の負担を考慮しておく必要があります。
長男が通っていたクラブチーム(年少クラス)の一年間の費用はおおよそ以下のとおりでした。
入会費 | 7,000円 |
年会費 | 5,000円 |
月謝(月4回コース) | 7,200円 × 12か月 = 86,400円 |
ユニフォーム代(上下+ソックス) | 10,000円 |
計 | 108,400円 |
サッカーをはじめる上で、入会費と年会費がけっこう気になりますよね。。
ただ、多くのサッカースクールの場合、無料体験に参加すると入会費が無料になることが多いです。
さらに、夏休み明けなどから秋の入会キャンペーンとしてユニフォーム全額免除!などのキャンペーンもやっているスクールもあるようです。
気になるようであれば、無料体験に参加することをおすすめします!
少年団
サッカー少年団はクラブチームとは異なり、その少年団に所属する父兄またはOBの父兄が運営するサッカーチームのことです。
専属のコーチなどは居らず、学年ごとにお父さんコーチが練習を指導したり試合の監督を務めます。
そのため、少年団は月謝などがかなり安いのが特徴です。
長男が通っていた少年団(幼稚園クラス)の一年間の費用はおおよそ以下のとおりでした。
入会費 | 無料! |
年会費 | 無料! |
月謝(月4回コース) | 2,000円 × 12か月 = 24,000円 |
ユニフォーム代(上下+ソックス) | 幼児クラスはユニフォーム無し! |
計 | 24,000円 |
少年団は、クラブチームに比べるとだいぶ費用が抑えられます。
ただし、チームによっては車出しや引率、一部のチームではお茶当番なんかも未だあるところもあるようで、クラブチームと比較すると親の負担が大きいチームも多いです。
サッカー少年団に入団する場合は、親がどこまで手伝うかをしっかり確認したほうが良いでしょう。
遠征費も以外と掛かる
しっかり運営されているサッカーチームであれば、クラブチームも少年団も週末は練習試合が組まれていることが多いです。
特に県内の強豪チームですと、県外の有名サッカーチームへの遠征や試合合宿なども多く組まれています。
入団するチームの遠征や試合合宿などの年間スケジュールや予算もあらかじめ確認しておくべきでしょう。
かならず必要なサッカー道具
ここからは、サッカーを始めるにあたり必ず持っておくべきサッカー道具をご紹介します。
4号サッカーボール
何はともあれ、まずはサッカーボールでしょう。
個人での練習はもちろん、チーム練習の際も自分のサッカーボールを持っていく必要があります。
サッカーボールには大きさや重さにより種類が分かれており、子供の年齢に適したサッカーボールを選ぶ必要があります。
- 5号:中学・高校・大学・プロ
- 4号:小学生向け
- 3号:幼児・小学生向け
- 2号:室内トレーニング向け
- 1号:サインボールとして使われる
これを見ると、3号にするか、4号にするか、迷いますよね。。
お子さんが既に3号のサッカーボールをしっかり蹴れているかを確認してください。
しっかり蹴れていれば、4号のサッカーボールをおすすめします!
詳しくはこちらの記事でまとめています。
一つ、おすすめを紹介するとすれば、モルテンのペレーダ4000が作りが良く長持ちすることで評判なのでおすすめです。
トレーニングシューズ(トレシュー)
トレシューは足の甲が平らになるデザインであるため、サッカーボールを蹴りやすいことと、足裏にポイントがあるため滑りにくいことで、サッカーをするのに適したシューズであると言えます。
また、派手なデザインのものも多く、子供のファッションアイテムでもあるトレーニングシューズ(トレシュー)を欲しがる子供も多いです。
そんなトレシューですが、普段の生活ではスニーカーを履き、公園やグランドに行ったときにトレシューに履き替えることをおすすめします。
その理由や、幼稚園児でも履ける17センチからサイズのあるトレシューについて、以下の記事でご紹介しています。
スポーツ水筒
サッカーは走り回るスポーツのため、夏の暑い時期だけでなく冬の寒い時期でも水筒は必需品です。
水筒を開けるとすぐに飲み口になっていて、落としても頑丈なスポーツ水筒がおすすめです。
スポーツ水筒にも、500ミリリットル~2リットルのサイズまで幅広い商品があります。
真夏は1リットルでは足りなくなるので、そのあたりの対策もまとめた記事が以下になります。
バッグ(リュックサック)
サッカーボールやシューズ、水筒などを練習や試合会場に持っていくためのバッグはあったほうが良いです。
自転車に乗るときなどにバランスを取りやすいように、ショルダーバッグではなくリュックサックがおすすめです。
我が家の長男がサッカーを始めた際に、割と適当にリュックサックを選んでしまったのですが、やはりサッカー向けに設計されたリュックサックにすれば良かったなと少し後悔しています。。
ユニフォーム
小学生からは試合用のユニフォームを購入する必要があります。
しかし、練習などは服装が自由なので練習用にユニフォームを揃える必要があります。
ユニフォームっぽい服装は西松屋にも格安で発売されていますが、生地がイマイチのためか乾きがイマイチに感じました。
練習用のユニフォームは出来ればナイキやアディダスなどのスポーツメーカーのものが良いのですがサイズも少なくお値段も高いですよね。
ユニフォームを購入する際におすすめなのが以下の2通りです。
アウトレットモールの直売店で購入する
カタログ落ちなどがかなり安く売っていることもあります。
上下で2000円ぐらいで買えることもありました!
日本代表ユニフォーム
なぜか小さい子供が日本代表ユニフォームを着ているのを目にします。
実は理由があって、アマゾンなどで安く売っているのです。
サッカー帽子
夏場など日差しの強い日は、熱中症対策のためにサッカー帽子は着用したほうが良いです。
サッカー帽子もユニフォームと同様に、乾きやすい素材で作られています。
子供はものすごく汗をかくので、速乾性のあるサッカー帽子を購入したほうが良いです。
あれば便利なサッカー道具
ここからは、サッカーを始めるにあたりすぐに必要では無いが、あれば便利なサッカー道具を紹介していきたいと思います。
ピステ
ピステとは、ウインドブレイカーのように風を通さないナイロン生地で出来たすぐに羽織れる上着のことです。
雨の日や秋以降の寒くなる季節ではピステがあると子供の体が冷えなくて助かります。
軽くてすぐに着脱可能なので、バッグに一枚入れておくと便利ですね。
ただ、普通のロンティーなどでも代用可能なので後回しでも問題ないです。
アンダーシャツ
野球選手がユニフォームの下に着用することでお馴染みのアンダーシャツ。
最近のアンダーシャツはカラーも豊富でおしゃれですね。
アンダーシャツは汗を吸収してすぐに乾くので、体温調整がしやすく風邪をひきにくいという特徴があります。
ベンチコート
真冬に重宝するのがベンチコート。
練習試合などでは、試合の合間に待ち時間があることが多いです。
試合で汗をかいた体を冷やしてしまうと風邪をひきやすいのでベンチコートで体を温めることは必須です。
アウトドアチェア
土日のチーム練習は2時間以上行うところがほとんどだと思います。
見学する際にあると便利なのが、アウトドアチェアです。
アウトドアチェアがあればお尻も痛くならないですし、雨の日などで腰を下ろせない場合などにも重宝します。
アウトドアチェアは背もたれの無いコンパクトな物がおすすめです!
こういった一脚のアウトドアチェアであれば、観戦しやすいのでおすすめですね。
アウトドアクッション
アウトドアチェアより、よりコンパクトに持ち運べるアウトドアクッションもあります。
ただ、雨が降った後などは使いにくいので、アウトドアチェアのほうが便利かなと感じます。
室内用サッカーゴール
自宅で練習する際は、やはりゴールがあると子供との練習も盛り上がります。
うちは長男が2歳のときにこのゴールを購入しましたが、4年使っても壊れずにかなりコスパの良い商品だと思います!
合わせて、室内用のクッションボールも購入するのをおすすめします。
マーカーコーン
自主練のお供として定番の道具といえば、マーカーコーンですね。
小学生年代までのサッカーは、パスよりもシュートよりも、まずはドリブルで自分でボールを運べることが重要です。
そのため、ドリブル練習は試合で活躍するための近道と言えます。
子供がサッカーを好きになり上達したいという気持ちを持ってくれた場合は、マーカーコーンを用いた反復練習に取り組むことをおすすめします。
サッカー道具は必ずピッタリのサイズを購入しよう
最後に、子供のサッカートレシューや服などを購入する際は、必ずピッタリのサイズを購入しましょう!
我が家の失敗談なのですが、長袖のシャツを購入する際にワンサイズ大きい物を選びました。
結果は、、「ブカブカで動きにくいから着たくない!」とのこと。。
結局、ちょうど良いサイズの物を買い直しました。
子供の成長は早いのでワンサイズ大きい物を選びたくなりますが、子供が動きやすいピッタリのサイズを選んだほうがサッカーの上達も早いと思います。
以上。サッカーを始める場合に必要な道具などをご紹介しました。
子供と一緒に夢中になれる事があると、毎日が楽しくなります。
これからのサッカーライフが実りある物になるように、お互い頑張りましょう!