年中からサッカーをはじめた現在小学1年生の長男。
小学校にあがって地元の少年団に入団し、例に漏れずグングンとサッカー少年として日々成長中です。
小学校の生活リズムにも慣れ、サッカーのほうも対外試合がちょくちょく組まれるようになり親としても毎週楽しませてもらっています。
しかし、最近ちょっとサッカーに関して気になることがあります。
それはサッカーの試合で、以前よりボールに絡めない、というか動けなくなっていることです。
ボーっと立っている、ジョギングしかしない長男
小学校にあがりジュニア世代の少年サッカーがはじまりました。
ジュニア世代では8人制のサッカーが主流です。
はじめのころは一生懸命動き回っていました。
ですが、少し慣れてきた5月頃からでしょうか、どんどん動きが少なくなっていくような感じでした。
チームがゴール前に押し込まれていてもボーっと立っていたり、ボールの競り合いを途中でやめてしまったり。。
見ている側としてはかなりモヤモヤというか、正直イライラする状況が続きました。
8人制サッカーで走れない子供は結構多いらしい
はじめは、やる気が無いのか試合にビビっているのかと思い、どうにか戦う気持ちを芽生えさせようと考えていました。
ネットでも「少年サッカー 走らない」などで検索を掛けてみたりもしました。
すると、同じような悩みを抱くご家族のコメントがたくさん出てきました。
いくつか解決の糸口になりそうな書き込みもあったので、試合で活躍できるように親子で解決手段を考えてみました。
試合中に動けない原因を子供と話し合ってみた
まず取り掛かったことは、なぜ試合中に走れないのか原因を子どもと話し合うことでした。
外から見ている限りではフラフラ漂っていてやる気が見られないような状態だったので、メンタル的なことが原因だと思っていました。
「やる気ないの?」と聞くと、「そんなことはない!」と否定する子供がほとんどだと思います。
そこで、「じゃあ、この場面で守備しないから点が入っちゃったけど、どこにいれば良かったかな?」と聞いてみると、予想通り「動き方がわからない」ということでした。
「攻撃するフォワード(FW)は戻り過ぎない」という指示を素直に受け取りすぎて、何があってもポジションを守っているようでした。
そして、もう一つの理由が「守備すると疲れるから」というとんでもない理由でした。。
何試合も試合にずっと出続けたいという理由で疲れたくなかったようですが、これは根本的なサッカーの考え方を教えたほうが良いなと感じました。
もっと試合で活躍するために親子で取り組んだ解決方法
試合で走れずにボールにあまり絡めないため、出場時間も当然少ないうちの息子。
「もっと試合に出たい!」と、こちらが思っていた以上に試合に飢えているようなので、親子で取り組んでみました。
1.2対2など少人数ゲームで責任感を植え付ける
まず初めに取り掛かったのが、少人数ゲームで攻守の切り替えを身に着けることでした。
2対2などの少人数のゲームでは、一人がサボったり正しいポジションを取っていないとすぐに点を取られてしまいます。
相手にボールを取られたらすぐに守備に戻る。ボールを持っている相手に素早く寄せるなどの基本をゲームから自然と学ぶことが出来ます。
ちょうど平日にサッカースクールに通ってみようかと家族で話し合っていた時期でもありました。
家から通える範囲で足元の技術や2対2などの少人数のゲームもしっかり取り組んでくれるという評判のクーバーコーチングに通い始めました。
攻守の切り替え鍛えたことで、ボールを取られた後にボーっとしてしまうことは全く無くなりました。
2.試合を録画してポジショニングなどを親子で話し合った
次に取り組んだのは、試合を録画して子供とポジショニングについて振り返ることでした。
これまでも試合をビデオカメラで録画していましたが、ゴールしたり攻撃で良かった部分をなんとなく見返すだけでした。
試合で走れないことを親子で改善しようと思ってからは、守備のときに止まってしまっている部分などを中心に見返しました。
試合中の動きなど、細かいところまで子供は覚えてられないです。
やはりビデオカメラで細かく振り替えられるのはかなり効果が高いと感じました。
3.試合ごとにサッカーノートを付け始めた
長男が試合で動けない原因がわかってからは、サッカーの基本的な動き方を教えることにしました。
はじめは試合のビデオを見直すところから始めましたが、合わせて戦術ボードを使ってどのあたりにいるべきかを親子で考えてみました。
そして、ある程度理解したら忘れないように、サッカーノートに次の試合でやることとして子供自身に書いてもらいました。
サッカーノートに試合の改善点を書き、次の試合をビデオで見直し振り返るということを何試合か続けました。
その効果か、1か月もしないうちに試合中に立ち止まっている時間が短くなり、居るべき場所にしっかりポジショニング出来る機会がかなり増えてきました。
我が家の長男の場合、試合で課題が見つかったときにサッカーノートを付ける程度です。
まだまだ本格的にサッカーノートを活用しているとは言えませんが、やれば効果が現れるなと感じています。
みんな同じような悩みを抱えている
我が家の長男はこれまで紹介した取り組みを二か月ほど行ってからは、試合中に動けなかったりボールに関与できないということはだいぶ減りました。
そして試合のビデオカメラを冷静に見返してみて気づき始めたのですが、周りのチームメイトも思ったより動けていませんでした。
試合で活躍できる子はどうしても目立ちますよね。
そういった子たちと知らないうちに比べてしまっていました。
多くのご家族が、みんな同じようなことで悩みを抱えているのだと思います。
試合で活躍する子供の姿を見たいというのは、親として当然だと思います。
そして努力がすぐに実を結ぶわけではありません。
周りのお友達と比較するのではなく、少し前の子供自身と比較して成長した部分をしっかり褒めてあげることが上達への近道だと思います。
「少年サッカー 走らない」でネット検索をして色々なブログを拝見しました。
その中で素晴らしいブログを見かけたので紹介しておきます。
https://papatosoccer.com/renshu/tousosin/
良かったら皆さん読んでみてください。